飼い猫が亡くなった後の次の仔探し…始動し始めたころ
2021年9月に闘病していた飼い猫を見取り、その後2022年の夏に新たに保護猫を引き取るに至った経緯をふり返っておきたくなりました。
実は書き始めたのが1年前。のらりくらりしているうちに2023年に(;´Д`)
新たな猫も引き取ってちょうど丸一年で続きを書くに至ったという感じ。
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引き取って丸3年で、黒白長毛猫が亡くなったのは一昨年のこと。
最後の1年間は病院通いで頑張ってくれましたが、容態が急に悪化して…それは突然のことでした(;_;)
(亡くなるまでの経緯はコチラの記事にて
先住の茶白猫との相性はかなり悪く…茶白がやられてしまう側だったため、黒白長毛がいなくなって茶白老猫はさぞかしホッとしたりするのかな…と内心思っていたのですが…
茶白は亡くなった当日から鳴きながら黒白長毛を探している様子があり…?その後もちょっと留守をしただけで大きな声で鳴くようになってしまいました…⁇
あんなに仲が悪かったのに??と思いつつも、そういえば「白勝ち三毛」と仲良く10年以上も一緒だったし、1匹飼いだったのは我が家に来たはじめの半年くらいだったかも…(当時は預かりボラでした)
1匹だと寂しくなるのかな?…猫なのに??とか思っているうちに癲癇の頻度が多くなってきた気もしてきました(;´Д`)(飼い猫の癲癇についてはコチラの記事にて)
同居猫の茶白は当時推定17歳オーバーなため、新たな猫を迎えるよりも残された1人(私)と1匹(茶白)で静かに暮らすのが良いかと喪に服してたものの…
黒白長毛が亡くなって3カ月くらい経ち…もしかしたらもう1匹引き取ってもいいのかもという気持ちになったのです。
猫のブラッシングが好きな私にとって、黒白長毛にブラッシングできなくなったのは、亡くなったことを思い出して切なくなるキッカケになっていたため、
それであれば…次の仔も長毛がいいかな…とまず思う。
そして、この際スコティッシュフォールド(以下、略してスコ)にしよう!と決心したのです。
実は…20代のころ(つまり四半世紀前になります)、当時の一番人気はアメリカンショートヘア(通称アメショ)でしたが、なぜだかスコを飼ってみたいという憧れがありました。
その後、アメショに取って代わるようにスコの人気は爆上がりしたのですが、その人気と同じくらい繁殖上の問題がクローズアップされ、今となっては繁殖を禁止する国もあるほどに。
「人道的に良くないか…」みたいな中途半端なモラリスト気質と、仮にそれを圧して飼ったとして…
医療費がどれくらいかかるのだろうという不安もあり…とにかく私には無理!とその想いは封印していたのでした。
そもそも「スコ=病気になるに違いない」っていう前提で考えているところも…微妙ですが(;^_^A
どこかで品種にこだわるのもなんだか…っていう気持ちもあった。
そこで、なんでスコを飼いたいって思うんだろう⁇と考えた結果、
特徴の耳折れはべつにどっちでもいいけど…単純に丸顔が好みなんだろうというのに行き着き、
であれば、丸顔だったらべつにスコでなくてもいいか~と思い直したこともある。
「なんちゃってスコ」でぜんぜんかまわないよね!って感じで。
そう思ってからは「丸顔=見た目スコっぽい仔」という目線に切り替えて里猫のサイトを眺めるようになったんですが…
「あ!この猫!」と目に止まる猫はことごとくスコだったワケで。
銘柄云々とかではなく、やっぱりスコがいいと思っているのか…と観念することに。
そんなわけで…2021年風の時代になったこともあり…(それ関係あるのか?)
世間の目よりも自分の意向を優先しようという気持ちになっていたことと、
黒白長毛の通院により、際限なくかかるかもしれない猫の治療費への免疫ができました。
スコを飼う準備万端です^^!
そして、スコを飼うなら…と、
数年前、会社の休憩時間にこっそり見た里猫サイトで見かけたスコの子猫がとんでもなく可愛くて、会社PCに写真をダウンロードしていたはず!というのを思い出しました。
もしかしたら捨ててしまったかも…と思ったら、PCデータの一括バックアップUSBの中にありましたー(≧∇≦)
↓この仔(冒頭の写真も同じ猫です)
とりあえずそんな雰囲気の猫を探してみようとイメージトレーニングすることに(笑)
ちなみにその猫はブリーダー崩壊レスキューされた子猫で、治療代諸々で当時では高額な費用が課されていましたが、応募多数での選抜を経て里親が決まっていたようです。
あーぁ、自分には高嶺の花ってことかぁ~と指をくわえてみているだけでしたが、
それが今叶えようと思えば叶えられるのか⁈と思うとなんだか感慨深い( ;∀;)
ただ…里猫としてスコを探すのはやはり制約がありすぎるのか…カーストはそのままだからね。
ほとんどの里親サイトで「単身者」という里親カーストの低さから、だいたい1/3くらいは門前払いをくらう(;´Д`)
しかもスコの場合は里親が見つかりやすい故、単身者除外がほとんど…つまり、いつもより条件が悪いって感じです。
いつもながら「私ってそんなにスペック悪いんかい!」と叫びたくなる…
別に節約のために里猫をさがしているわけでもないんですけどね。
「自分で稼いだお金で何買っても自由でしょ」というソロ大人女子という身分ですが…中途半端なモラリストなため、ペットショップで飼うのは避けたい気持ちが強い。
しかたないので「善し悪しはありそうだけど購入するならブリーダーから」という方向も検討することに。
内心ペットショップもブリーダーもそんなに変わらないのかもな…とかよぎるんですが。。。
ただ…子猫をブリーダーから譲りうけるというのは手っ取り早いけど、先住が老猫のため3~5歳くらいの成猫が希望となると意外と難しいこと判明。
子猫に比べると成猫ってほとんど市場にいないのです。
大きくなってしまったといっても1歳くらい。
個体差もありますが、2歳くらいまではけっこうやんちゃなはず…と思うと、すぐには飛びつけない。。。
世間的には子猫から…と望むケースが多いですが、私は成猫派なのです。
(その辺はイロイロと思うところがあるので別の機会に語りたいと思います。)
スコの成猫を探すとなると、ブリーダー崩壊でレスキューされた猫か、ブリーディング引退した猫を探すしかありません。
とりあえずブリーダー検索と里親サイトを並行してやることに…。
3年前に黒白長毛を引き取った時には、これで保護猫を引き取ることはないだろうと思っていましたが…こんなにも早くまた里猫リサーチをすることになるとは…という気持ち(;´Д`)
まー気長に里親サイトでリサーチ…って思った数日後、
スコ成猫「単身者OK」の里親募集3件にダメ元で問い合わせをしてみました。
案の定…「既に里親が見つかりました」「先住がいないお宅が条件で…」と立て続けに2件断られて、へこたれそうになった翌日、3件目の返信になかなかの手応えを感じました!
長毛のスコで、ブリーダー放棄の4歳男の子!
丸顔スコというよりも実家で飼っていたチンチラによく似ている印象ですが(;^_^A。
とにかく、「おぉ~、こんなに早く手ごたえがあるなんて!」と予想外の展開\(◎o◎)/!
それから3日くらいの間に先方からの質問に答えたり、部屋の写真を送ったり…で、なんと5日後にはトライアルすることになってしまいました。
私としては里猫お見合いで気持ちを固めるつもりだったのですが、保護主さんは個人で活動されている方で、お見合い無しのトライアルスタート方式をとられているとのこと。
そういえば、質問のやり取りが濃かった印象がある。
そもそも応募の時点で長々と猫の飼い主としての経歴を並べ立て、「単身者でも里親スペックは申し分ないアピール」をしていたのでした(;^_^A
さらに保護主さんはとても感じの良い方で、里猫お見合いを設定していないということもあってか、前情報をたくさん教えてくださいました。
里猫スコさんは、ブリーダー放棄当時はボロボロで、チュールにも反応しないほど弱っていたそうですが、その後、見違えるほど回復して募集に至ったそうです。
その猫が性格が良く、他の猫や犬ともそつなく関係を築けるとのことや、これまで威嚇している姿をみたことがないなど教えてくださり、レスキューから回復までの間にしっかりとケアされていた印象がありました。
先住が老猫でも大丈夫!との太鼓判でしたので、こういうのを「ご縁」というのだろうとトライアルを即決したのでした。
…で、結果…トライアル4日後の夜にお返しすることになってしまいました(;´Д`)
私には甘えてくるし、初日からとってもいい感じだったんですが。。。
実は先住猫との相性があまり良くなく…、大人しいはずのスコさんが2日目には先住猫にちょっかい+威嚇を繰り出す予想外の展開に。。。
なんか…この展開、覚えがあるかも…とふと前の黒白長毛猫がやって来た当時を思い出す(-_-;)
その時は、はじめは仲悪くても時間とともに折り合いがつけばいいかも…と無理に引き取ってしまったのですが、
その結果、黒白長毛を十分甘えさせてあげれなかった気がしてならなくて未だにちょっと悔やんでいたため…
保護主さんに相談した際に「では引き取りにうかがいましょうか?」とのお申し出に即お願いしたという流れとなったのです。
我が家にいたのはほんの数日だったため、友人には写真を見せて事の顛末を話すと、
「よくこんなカワイイ猫を手放す気になれたね~」とビジュアルの良さに驚かれました。
確かに、申し分のない里猫スコさんなのは間違いなかったと今でも思う。
縁があったのかなかったのか…よくわからないまま…次の仔探しは続くことになったのでした。