飼い猫が亡くなった後の次の仔探し…里猫を引き取るまでの紆余曲折
ブリーダー放棄されたスコティッシュフォールドをトントン拍子に迎えることができたのに、先住猫との相性問題で早々にお返ししてしまいました。。。(その経緯はコチラの記事にて)
その後もリサーチを続けて、ほんの3年前とは保護猫事情が変わってきたことを実感。
以前はみかけなかったブリーダー放棄による雑種以外の犬猫を随分と見かけるようになって、ブリーダーレスキュー専門の保護団体みたいなところまでありました。
どうやら動物愛護法の改正で頭数制限や出産回数などの規制がかけられ始めたとかで、ブリーダーが手放さざる負えないという事情らしい。
…今までがどんなだったか、ちょっと想像したくない事情がありそうです…(>_<)
ブリーダーからどんどん引き取り、大した治療もせずに保護活動を謳い高額な譲渡金でビジネスする輩までいるらしい。。。
とりあえず成猫のスコを探している私としては、ブリーダーからレスキューした犬猫を主に保護している団体をいくつかフォローすることに。
その中でブリーディング引退した長毛スコの募集をみつけたため、LINEで問い合わせたところ、とても忙しいらしく…なんとなくぞんざいな感じが。。。それでも保護された犬猫シェルターが都内にあるということで、友人と行ってみました。
…で、お目当ての猫は違うところにいるそうで会うことは叶わなかった上、もうすでに里親が決まっていると知らされる。。。
前日にLINEした時に教えてほしかったとチラリと思いましたが、そんなこともあるか…と気を取りなおす。
それ以上に気になったのが運営しているスタッフがほぼ若い女の子…しかもギャルって感じで…
あ、ギャルがどうのっていうのではないですけど…
これは偏見といわれてもしかたありませんが、行き届かないのは当然か…と、どこかで納得してしまいました。
おそらく心優しい女の子たちが入れ替わり立ち代わりでボランティアをしているのであろう感じです。
なので、動物愛にあふれている雰囲気はあるのですが、なんとなく違和感が否めなかったのはなぜなんだろう…?
多分…単純に自分と合わないだけなのかもしれません。
この訪問は別の意味でも衝撃があった。
保護されていた猫がどの仔も小さくておもちゃみたいな感じが切なくなってしまいました。(この団体がどうというのではなく、ブリーダーからレスキューされた犬猫というのは皆そうなのではないかと思う…)
猫なのに直ぐに寄ってきて、膝の上で寝てくれる…「ザ・愛玩動物」という感じ…今まで出会って来たどの猫達とも違う…なんか恣意的な意図で作られたバーチャルな感じさえして、なんともいえない居心地の悪さがありました。。。
まー、スコが飼いたいなんてほざいている私がいうのもなんか矛盾してますが…ただただ…そう感じたのです。
なぜかすごく可愛らしいのにリアルな感じがしなさすぎて、現実的なこと(里親になるとか)が思い浮かびません…
健全な自然繁殖の地域猫がいかに健康なのかを知る機会でもあったか…外の生活は過酷かもしれないけど、本当の意味で生きているってことだろうな…と思わずにはいられませんでした。。。
いままで預かったり引き取ったりした猫達が、いかに生命力あふれる生き物だったのかを思い知った感じです。
しかし…ですよ、やはりスコを飼うという気持ちは揺るがなかった(笑)
…で、それからしばらく経って見つけたのです。
子猫のブリーダーというサイトで思い描いた雰囲気の猫を…(≧∇≦)―
↓コチラ
グレー系の長毛雄。
生後半年くらいというのが不安材料。
思い切って子猫でもいいのか。。。と相当迷い、決めかねて問い合わせをしてみました。
先住の老猫がおり、子猫の経験値があまりない(30年前の実家の猫以来となる)と伝えたところ、
「その仔は大人猫と同じ部屋で過ごしており、他猫と馴染むのも早かったため、心配はいらない気がするが、生後半年がどれくらいかは実際に見学してみては?」とのことでした。
先方は他県だったため、見学するんだったらそのまま譲ってもらう気持ちで行かないと…と思いあぐねましたが、同僚が有給をとって一緒に付いてきてくれるというのでとうとう心を決めました。
万が一「ちょっと違うか…」と思ったときに、付き添いがいたら断れるか…という気持ちもあった^^;
でも、一目見たら絶対「連れて帰る!」になるんだろうな…とわかっていたんですけどね。
…で、見学予約日の3日前の昼頃、その日の午前中に見学された方から申し込みがあり…つまり売れちゃったということで、先方からキャンセルされてしまいました。。。
予約の際に前金を払えばキープしてもらえたのですが、そこまでしなくても大丈夫か…と思っていた私が甘かった。。
まーご縁がなかったとはこのことかと思うのでした。。。
つづく