亡くなった飼い猫の火葬埋葬のはなし 東京都の場合(2)

慢性の腎不全だった飼い猫(16歳くらい)が亡くなった話の続き…

これまでの話はコチラの記事で。

18時過ぎに猫の息が無くなって、まだ身体には温もりがあってこの後どうするのか…?

よくわからないまま一番始めにやったことが、なぜか音信不通になっていた保護主さんに連絡をとるという行動。

というのも…我が家に人が来ると猫はすぐに隠れてしまい、その姿を見たことのある友人はほとんどおらず…私の妄想上の猫じゃないかと疑われるほど影が薄かったため、この猫のことをよく知る誰かに「この仔らしく逝ったこと」を伝えたいという思いがあったからなのですが。

保護主さんは2008年に渡米され連絡手段はメールのみになったのですが、その後プロバイダーや携帯電話のキャリアが変わったりでメルアドがわからなくなっていました。(保護主さんについてはコチラの記事参照)

たまたま保護主さんのアメブロが「お気に入り」になっていたため、ブログ記事は数年前から更新されていないものの思い切ってアメブロ経由でメッセージを送ってみることに。

連絡がとれない可能性の方が高いとは思いつつ…「気丈で立派な最後だった」とまだ猫の死に実感のない自分自身へ報告をする感じでメッセージを送ったのが一番始めに取りかかったことでした。(*数日後、保護主さんからの連絡がありました〜)

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そうこうして、1時間後の19時過ぎにやっと「亡骸をどうするのか問題」を考える。

実家では庭に埋めたんだろうな…と思うも、こちらではそういうわけにはいかない…

ペットの火葬と埋葬の業者をネット検索したのですが、ヒットするのはあからさまな営業モードのサイトばかりでした。

2〜5キロの猫の火葬埋葬費用の平均は、だいたい1万5千円〜2万円といったところでしょうか。

ほとんどの葬儀会社が24時間以内にお迎えに来てくれるらしく、共同または個別での火葬や埋葬のほか、骨壺とか想い出のグッツなどの販売までいたりりつくせりのサービスが満載です。

わりと淡白なため、遺灰が欲しいとか遺影品を作るとかはあまり関心がなく…

こだわりはありませんが、火葬してしかるべきところに埋葬できればよしという考え。

できれば公的な機関で仰々しくなく埋葬ができればいいなと思っていたのですが…

東京都の場合はペット用には公的な施設はないようなので、民間の業者にお願いするしかないようでした。

区役所に頼ろうものなら火葬というよりは焼却…という扱いになる模様。((区によっても対応が異なるようではありますが)

そんな状況なので民間業者が乱立してるのも当然ですね。

数社を比較してリーズナブルで条件にあった業者を紹介してくれるというサイトに見積もりをお願いしたところ、1時間後に折り返しがあり、練馬のお寺を紹介されました。

迷う時間もなかったので予算より多少高くても申し込むつもりでいたのですが、ホームページでは8500円〜と謳っているものの見積もり金額は1万9千円でした。

まー、そういうことね〜と納得はできるものの、なんとなく違和感が否めません。

ここでケチるつもりはありませんでしたが、なんとなく気が進まない…ため「いったん考えます」と返答して取り止めに。

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もう一度、東京都内のペットの葬儀業者を検索してみることに。

費用をおさえるということよりも、もうちょっと営利的でない業者はないものかと1つ1つ順番にネット検索して、シンプルで良さそうだなと思えるホームページを見つけました。(ホームページだけで善し悪しを判断できるものではないですが、他に比較する手段がないので仕方ない…)

すでに22時が過ぎていましたが受付は24時間となっているので、とりあえず電話してみると若い男性がでてくれました。

翌日の朝に迎えに来てくれるとのことで、住所を確認された時に「あ、お近くな感じですね」と言われる。

ん?近く??と先方の住所を確認するとなんと隣の区画?!

私の住まいはちょうど境目なので隣の区画は違う住所になるため気づくのが遅かったのですが、もしかしたら超近い!?

慌ててググると…なんと徒歩5分くらい!

通り沿いではあるものの民家ばかりでお店がないため、近くても通ったことのないエリア。

そこにお寺があるなんて!今までというか今回のことがなかったら知ることはなかったのかな…と思う。

おもわず「今から届けるのはありですか?」と聞いてみると、少し待たされて「23時までに来られるようでしたら…」という回答。

23時まであと40分くらいあったため、支度して15分後くらいに伺えると伝えていそいそ準備しました。

まさか外出するとは思っていなかったためスッピンで在宅モードの装いだったので、化粧は諦め着替えだけ済ませる。

とりあえず亡骸を白い生地に包もうとすると…死後硬直が既に始まっていて、しなやかだった身体が地蔵のように硬くて重く…少し驚く。

このとき初めて猫の死を実感したように思う。

「火葬の際、猫ちゃんが好きなものを一緒に入れられるので、お持ちいただいてもいいですよ」と言ってくれたのですが、考えてみるとこの猫の持ち物らしきものがない…そもそもじゃれたりする猫ではないのでおもちゃも関心がなく……お気に入りのタオルとかもない。

チュールか?と思ったのですが、買い置きがない。。。で、シーバのドライ小袋を1つ(しかなかった…)持って行くことに。

猫缶ならいろんな種類があったのにな…。

近いから大丈夫だろうと勘をたよりに猫を抱えて飛び出したのですが、結果、迷う。。。

結局、通りに出て来てもらい案内していただくことに。

なんと電話で対応してくれた男性が、出迎えてくれました。(シフトとかどうなっているのかな〜と思う。)

まだ新しい感じの小さめなお寺に併設されたペットの葬儀社のようでした。

本堂の隣の葬儀場的な建物に通され、まずは猫を手渡す。

スタッフの若い男性は丁寧に手を合わせた後に猫を籠に恭しく寝かせてから説明がはじまりました。

出来るだけ早いタイミングで火葬をして、翌月の8日に法事が執り行われ共同埋葬となるらしい。

その後費用を支払う。ちなみに費用は斡旋業者に紹介された金額より2千円くらいお安く済みました。

最後に葬儀場を出た正面口から入ったすぐのところにある慰霊碑の場所を案内され「夜でも寺は門を閉めていないのでいつでもお参りに来れますよ」とのことで、いつでも会いに来てくださいねって感じでした。

日曜日の夜に…こんなに近くに埋葬手配が出来るなんて…しかも死後4時間後程度で済ませたなんて…なんか不思議だなぁ〜と思いながら家に戻る。

私にとってすべてが都合が良く事が進んだのです。

もしかしたら…もしかしたら猫が導いてくれたのかもしれません。

そう思うと、もう一度、ぎゅーっと抱きしめてあげることができたらな〜と思うのでした。

(猫は嫌がると思うんですけどねー)

 

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