保護猫の里親になった経緯と厳しすぎる猫の譲渡条件

猫の預かりボランティアから里親になったキッカケは、なんと2007年の「リーマンショック」。

預かりボランティアについてはコチラの記事で。

「世界的な金融危機」と「猫の里親」って全然結びつかない感じですが、その経緯はこんな感じでした。

私が預かっていた猫達の保護主さんは個人で活動されていました。ご主人がアメリカ人でリーマンショックが発生したため国に引き上げることになってしまい、猫の保護活動を急遽たたむことに。
(もちろん仲間というか保護猫のネットワークはちゃんとあったようですが、シェルターの運営などの活動自体をそのまま引き継ぐ方はいなかったようです。)

シェルターの猫は引き取り手を出来るだけ探し、最終的に里親が見つからない猫は保護主さんと一緒に渡米するとのことで、この時、出来れば引き取ってもらえると助かるが、断ってくれても大丈夫と打診されました。

すでに預かって2年くらい経っており1匹目(茶白オス)は懐いてくれているし、三毛は私には懐いてないけど2匹は仲良しだったため、このまま引き取ることに。

先に預かって里親が見つかった三毛の美猫姉妹に比べると、特別感がまるでない成猫の茶白とほぼ白い三毛はどう考えても里親に恵まれるような気がしないというのもありました。

飛行機で何時間も移動することを思うとなんだか不憫な気もして「じゃぁ引き取るか〜」みたいな軽いノリで。

特に里親になる覚悟的な瞬間もなく、なんとなく気づいたら「預かりさん」から「里親さん」になった感じでした。(ま、よくある話ですね)

保護主さんとも知り合って4年くらいは経っていたので、お互いを疑うこともなく…誓約書みたいなものを書いたような書かなかったようなで…自然な流れというのはこういうことなんでしょうね。

最終的に保護主さんは猫エイズの仔など10匹近い猫を数回に分けてアメリカに連れて行かれてました…。(ちゃんとした方だな〜っとその時も思いましたね〜)

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それから11年…その前の預かり期間2年弱と考えて、今の2匹とは13年ほど一緒に暮らしてます。2匹はすっかりシニアです。

そして、自分もまた歳を確実にとったワケで…ここにきて猫3匹になってもいいのかな〜という想いが…

今の2匹にもちろん何の不足もないのですが、自分で猫を選べる歳のうちにという気分。

これには今度こそ覚悟がいるかもね…と思いながら半年前から保護猫サイトをチラチラ検索するようにしてました。

お目当ては「黒白タキシード(ほとんど黒で白少々)で白ソックス」そして、オス猫であること。ヒゲもようとかあったらなお良し。子猫は物理的にむずかしいので成猫で。

なぜオス猫かはコチラの記事で。

イメージだとこんな感じでしょうか。↓

この条件をクリアする仔は、実はあまりいなくて…「白黒ハチワレ」柄は良く見かけるのですが、タキシードの成猫は見当たらず、これは長期戦だな〜と思いながら日々を過ごす。

ハチワレはこんな感じ↓(ソックスは好みですが、おしい!)

実は、検索している時期が一番幸せだったりするな〜とだんだん日々の日課になってきたりして。特に急いでいない…というか、むしろ本当に3匹目飼っていいのか??状態なんですけどね。

そのうち自分の条件があまり良くないことを思い知らされる…

猫の保護団体で大きな組織であればあるほど譲渡条件が厳しいのです。

単身者、高齢者不可みたいな感じ。(私は今のところ単身者に該当。このままだとさらに高齢者枠にもはいっちゃう…)

ま、わかりますよ。その状態の場合、先行きが不透明っていうのが…

でもさ、門前払いってどうなんですか…

良心的なところだと譲渡は難しいかもしれないのを前提で話し合いには応じてくれたりするところもありますが…

自分で言うのもなんですけど、私ってかなり「里親スペック」が高いっ…と思っている。

まず保護猫2匹と13年という実績があり、その間私も猫達も健康だったし、住まいはペット可の分譲マンションで(何部屋もあるわけではないが、一応持ち家)、勤続18年のサラリーマンで経済的にも安定しているのです。

さらに信頼できるシッターさんやかかりつけの獣医さんもいるし、言うことなしだと思うのになぁ〜

私の猫歴はコチラの記事で。

とはいえ、大きな組織であればある一定の基準で線引きすることが必要なのもわかるので、単身者お断りの団体にはあえてトライしないことに。

でもでも4組に1組の割合の離婚率とか…どっちも猫を引き取らなかったらどうなるの??

家族であっても子供がアレルギーになったりした日には猫を真っ先に手放そうとするんですよっ!!

条件をクリアしてもリスクが少なくないこと、わかってますか??

私の場合、自分の次に猫でしょ!っていう順位だから、私の資産は猫のものになるのにね!…と熱くなってもエネルギーの無駄なので、快く譲渡してくれるところからのご縁に期待することに。

この先についてはまた後日♪(続きがあるのです〜♪)

 

 

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