玄米は身体に良いのか悪いのか…
玄米って、健康に良さそうだけど、今ひとつ美味しくないっていう印象。実際は、違っていました。
まず、個々の味覚や炊き方にもよると思いますが、『玄米ごはんは、すごく美味しい』です。私は玄米に小豆と塩をプラスして圧力鍋で炊いていたのですが、玄米特有のプチプチ感がないくらいもっちり炊くことができていました。これは、圧の強い圧力鍋を選んだので、鍋のおかげですね。一度に6合くらい炊いて、保温ジャーに移し、4日間で食べきる方式でしたが、あまりに美味しくて、3日目には無くなってしまうことも多かったです。
そして、健康に良いのか?…なんですが、これも体質にもよるので言い切ることは難しいですけど、あえて言うならば『身体に良いとは限らない』と思っています。私個人の実体験からいうと『貧血が悪化しました』。なので、『玄米食で必ずしも健康が維持できるとは言えない』という見解。
玄米食については、賛否両論ですよね。良いも悪いもいろいろあり、好きだったので玄米の否定意見は受け入れたくなかったのですが、2年間続けて、自分の身体に合わないとみとめざるおえないことがわかりました。。。
- 時系列で、どんなことになったかというと…
- 歯が欠けた。(下の前歯の上側)
- 酷い二枚爪になり、ささくれもできた(後にも先にもこの頃だけです。)
- 階段をあがるだけでも息切れするようになった。そして、立ちくらみもひどくなる
- 太った(調子が悪くなると太る傾向がありまして…玄米は食べ過ぎていましたが、他のものはあまり食べていなかったので、全体的にはいつもと変わらない食事の量でしたが太りました…代謝が悪くなったのでしょうか…)
- そして、貧血が悪化したため、玄米食を止めた直後から生の米が食べたくなる異食症になった…
完全に玄米は食べ過ぎでした(どれだけ食べていたかというと月に10キロくらい)
玄米の他にはお味噌汁だけってことがほとんどで、動物性タンパク質はほとんど摂れていませんでした。もともと肉好きではないため、気にもとめなかったのですが…その結果、鉄分不足となり、貧血が悪化。玄米に含まれているフィチン酸の排出作用も大きな原因の一つかもしれません。(←あくまでもド素人の推測です。)
貧血の症状が気になるようになり、もしや玄米食が良くないのでは…と疑いはじめた時、もし、フィチン酸とやらのせいだったら、発芽玄米にすればいい!ってことになりました。
そこでわかった二次的なこと。『市販している玄米の8割くらいは、かなり発芽率が低い」という事実。
それまで普通に炊いていた玄米を発芽玄米にしてみようと、水をはって発芽を待ったのですが、まったく発芽せず、なんと腐ってしまいました…(お昼のお弁当のために「冷めても美味しい」っていうのがウリの玄米を購入していました。確かに冷めても美味しくて…なんか加工してたのかな?)ほとんどの玄米は乾燥させる時の熱処理などで、死んでしまっているとか…フィチン酸がどうのって言う前に、そもそもお米自体に問題があったっぽい…(←ド素人の推測です)
そして、それから約4年後の今、欠けた歯はそのままですが、二枚爪はすっかり元にもどり、貧血も改善しました。健康に良いのか悪いのか、自分の身体に聞くのが一番正しいようですね。
すっかり玄米の炊き方を忘れてしまい、先日、大きな圧力鍋をオークションで処分しました。