東京から裏磐梯へ小旅行(その2)アートとアクティビティを満喫!
予備知識のないままの裏磐梯への旅行がとんでもなく良かったという話の続きです。
旅の経緯やホテルはコチラの記事にて。
今回の旅は1泊2日と弾丸系ではありますが、ホテルのチェックインが13時半~チェックアウトが翌日13時の約24時間ステイだったため、チェックアウトギリギリまで裏磐梯界隈を楽しんだ次第。
1日目は美術館でアートを堪能、2日目は名所「五色沼」でのアクティビティと行き当たりばったりの割にはなかなか良い体験ができました!
1日目の夜に雨が降ったのですが、外出中は晴れてお天気には恵まれたように思う。
付け加えておくと、夜の雨の中での露天風呂もなかなかよいものでした^^
ただ洋服のチョイスは誤ったな…と思う。
東京5月の気分で半袖と上着にしましたが、長袖のシャツや薄手のニットと上着の方が良かったかも。
東北地方の高原はまだ雪が残っているところもあり、晴れていても風は冷たく半袖では肌寒い。
薄手のパシュミナストールでなんとかしのげたのですが、 気候や気温をちゃんとリサーチしておけばよかった…と、それが今回の反省点かも。
それでは、アートとアクティビティを振り返ります。
*一日目*
●諸橋近代美術館
チェックイン後、すぐに向かった先が「諸橋近代美術館」
ホテルから路線バス(1時間に1本)で10分程度でしょうか。
歩くにはやや遠い立地です。
今回の旅の目的がこの美術館だったので、チェックインの際にバスの時刻表をもらい前売り券も購入しました。
入館料が一体いくらか把握していなかったのですが、前売り券は1100円で当日券は1300円のため、ホテルで前売りを購入して正解でした。地味にお得です。
美術館は17時までのため、バスを1本乗り過ごすと滞在時間が少くなるため時刻表は必須アイテム。
とはいえ道なりは一本道なので、距離感がつかめれば次からはホテルのレンタサイクルが時間に縛られず便利かもしれませんね。
ちなみにタクシーはほとんど見かけませんでした。
バスに乗りさえすれば美術館まではあっという間に着きます。
バス通りから敷地に入りエントランスまでちょっと歩くのですが、小川が流れ自然豊かな雰囲気が楽しめるよう意図されている模様。
外観が美術館というより洋館風で、後輩曰く「ハリーポッターな建物」だそうです。
外回りもいい感じに整えられていますが、冬季は閉館しているそうです。
ちょうどゴールデンウィークあたりから開館されるとか。
贅沢に運営されている気がしましたが、冬は雪深く訪れる人も少ないってことなのかな。
館内は全体的にこじんまりしていて(作品以外も館内は撮影不可とのこと)
エントランスを入ると直ぐにミュージアムショップとカフェがあり、そのまますぐに展示スペースの入り口へと続いています。
展示数は飽きる前に見終えることができるくらいのボリュームでちょうど良い気がしました。
混み合うこともなくゆっくり見れるので、見終えるのには結局1時間半くらいかかったように思う。
ダリの作品が大半を占めていましたが、ピカソが一点まぎれてましたね。
展示物は企画によって入れ替わったりするのだと思いますが、リトグラフの作品が多く展示されていて、
さらにあまり目にする機会の少ないダリの彫刻も数々ありました。
とくに彫刻は見ごたえありな感じ。
ダリは絵画だけでなくいろいろなアート作品を残しているのはよく知られていますが、
どんな手法を使った作品でも世界観が一致しているところがスゴいとおもう。
真のアーティストってこういうことなんですねー
個人的にはダリの油画が好きなためもう少し油画があってほしい気もしましたが、展示内容は申し分ないという感想。
そしてお楽しみのミュージアムショップは小さいながらちょっと気になる品揃え。
ダリ好きであればたまらないのかも。
年中断捨離しているのでどこのミュージアムショップでも眺めて終えることにしているのですが、旅先のせいか…ついつい財布の紐がゆるんでエコバックを買ってしまいました。。。(写真右と同じもの)
*二日目*
●五色沼
実は小学校の修学旅行が会津若松周辺だったため、訪れたことのあるはずの五色沼。
あまり記憶に残ってませんが、もう一度来たいとは思っていなかったというのが正直なところ。
後輩は興味があるようで「沼…どうですかね?」を遠回しに何度か繰り返すので、
まー、付き合うのもいいか的な感じで朝食の後に路線バスで向かいました。
宿泊先の裏磐梯レイクリゾートは五色沼湖畔群の散策コースの端(出入口っていうのでしょうか)が直ぐ近くのため、いくつかの沼を散策しながら下るというルートも悪くない気がしました。
ただ散策コースは歩いて2時間くらいかかるらしく、
沼見学の後にもう一度風呂に入るつもりの我々には時間的にキビシイ感じ。
次の機会に覚えておきたいルートではある。
そして、バスを降りて沼に向かうと手漕ぎボート乗り場が見えてきました。
途端に後輩のテンションが急上昇し「私が(お金を)出すので乗りましょう!!」と小走りに…
まさか人生初のボートにトライするとは思っておりませんでしたが、
実はこういったアクティビティは嫌いじゃないのです(笑)
二人とも未経験の超初心者ではありますが、とりあえず運動神経のよい後輩に漕ぐのを任せることに。
ボートに乗った瞬間、ゆらゆらとこんなに不安定なんだ…と不安になる
ボートが転覆してスマホと財布が沼の底に落ちてしまったら、どうやって帰ることになるのかな…と頭をよぎる…
しかも、晴れてはいるものの…風が強く初心者にはちょっと難しい条件のようでした。
ボート乗り場の方にロープでひっぱってもらったり…遠くからアドバイスをもらったりしつつ、途中、漕ぐのを交代してやってみるとなかなか面白い。
しかも沼の透明感のある水が半端なくキレイなのです。
初めての手漕ぎボートの印象が良いのは、景観が素晴らしくよいというのが大きいのかもしれません。
もう少しボートに乗っていたかったのですが…
土産リクエストの「赤べこ」を買うミッションと最後に風呂に入るというのがあったため、一時間しないうちに切り上げることに。
身体もいい感じに冷えてきていたのでホテルに着いてすぐ風呂に入るのが楽しみでしかたない。
ボートの後の露天風呂なんて…この上ない感じです(≧▽≦)
予想外のボート体験で旅の満足度はさらに高くなりました^^
***
その後、路線バスで戻り、予定通り風呂に入りホテル内のお土産ショップにて「赤べこ」を買い求めチェックアウト。
送迎バスで東京駅には18時に到着しました。
総括するとなかなか良い小旅行でした^^
ホテル、風呂、食事、観光すべてにおいて予想以上に良かったと思う^^
特にこうあってほしい的な思いがなかったというのもあるのかな…
とにかく、久しぶりの旅をこんなにも満喫できて
旅の良さを再確認したのでした^^