料理下手のワケ
美味しい料理の重要ポイントって、旨味(いわゆるダシとかですね)とか味つけ(塩っけですね)とか言われますよね。
もし、旨味とか味つけを攻略できたら料理上手になれるかもっ!と思ったことが何度あったことか…
今でも旨味を使いこなせたり、味付けに自信があるわけではないのですが、それら以外にも、私独自の弱点(いわゆる良くないクセ)みたいなものがありました。( ゚□゚)それに気づけたことが料理への関心を高めてくれた気がしています。
それは「熱が足らなかった」っていう事。
…あ、、ここでいう「熱」は、『料理への情熱』とかメンタルなことではなく、火の入り具合ですね。
行き急いで早く切り上げてしまう感じ。
さらに火加減もわかっていなかったって感じでしょうか。
もし火が強すぎれば、焦げるので気づきますが、弱すぎる傾向があったみたいで…中途半端に仕上げて美味しさを損ないがちになっていることに全然気づきませんでした。
気づいたキッカケは、圧力鍋 。
圧力鍋のおかげでしっかり火が通った感じを実感できて、今までちょい仕上げが早すぎてたかもみたいなことに気がつきました。
私にはつい早めに仕上げてしまう習性みたいなものがあったようです。
忌み嫌うものの中に『柔らかすぎるパスタ』っていうのがある…パスタだけでなく食べ物は全般的にかためなものが好みなんです。
お蕎麦もそうだし…うどんはまだ許せるけど。。。ごはんも柔らかすぎると食べる気なくなる感じです。
そんな中でも、柔らかいうどんみたいなパスタがたまらなく嫌いなため(柔らかすぎるくらいなら、中に芯が残ってても好いくらい…)、パスタは好みのかたさに茹でられるのですが、おそらく一般的な茹で上がりよりもちょっとかためなんだと思います。
パスタはそれで良しとして、その他の料理についても「茹で過ぎ」とか「炒め過ぎ」とかいうことに敏感になっていたようです。早く火を止めてしまったり、強火が使えなかったりしていたんですよね。(強火を使わないのは、焦げそうで怖いっていうのもあります)
今でも完璧な料理が作れるわけではないですけど、今まで料理しきれてなかったことに気づけたことで、料理の仕方に良い変化が訪れたという感じです。
そして、自分にあった調理法と巡り会うこともできました。
いわゆる『弱火調理法』です。弱火調理は、時間をかけてじっくり食材に火を通しますが、火を通しすぎてコシがなくなることもありません。
ただ…この調理法を本だけでは理解できなかったんですけどね…