圧力鍋が好きなわけ
時短で節約できるとかお肉がホロホロになるとか、メリットがいろいろ語られている圧力鍋ですが…なんとなく使い勝手が悪そうとか、爆発するかも的な危ないイメージもありますよね。
コンピニ食生活をしていた頃、知人から「早くて簡単で美味しいから、圧力鍋でご飯(白米)を炊いている」と聞いたとき、『私には無理だな。。。』とすぐさま思いました…実際、圧力鍋がどんな鍋なのかもよくわかってなかったんですけど、とにかく、私には使いこなせまいと勝手に判断してしまっていたのですが…
がっ!実は意外と使える鍋でした。
そして、今では圧力鍋こそ料理下手のための道具だと思っているくらい気に入ってます♪
確かに玄米を炊くのは難しかったのですが…それはかなり大きい鍋で玄米だったためだと思う。初めて使うにはハードルが高かったのかもしれません…
小さめの圧力鍋だと扱いがずっと楽になります。
基本的には、材料も調味料も全部入れて、しっかりフタをして、点火し、圧がかかったら火を弱め、指定の時間になったら火を止めて、圧が抜けるまで自然放置という流れ。(急冷とか、食材や料理によってワザみたいなものもありますが、ここでは一番シンプルな使い方で)
なので、調味料を入れるタイミングとか、微妙な火加減とか考えなくて大丈夫♪しかも、しっかり火が通るため、生煮えみたいな失敗は防げます。
鍋が爆発する…っていう事件、ちゃんと禁止事項を厳守していれば、「無い」と言い切れるくらい安全対策が講じられているようい思います。(圧が抜けないと絶対蓋が開かない仕様とかですね。)
圧の強さとか質も値段もまちまちと思うので、安価な圧力鍋の場合、どうなのかな?という疑問も残りますが。。。
私の場合、圧力鍋を使い始めて5年以上経ちましたが、使用頻度が週4日程度で、危険を感じたことは一度もありません。(ちなみに圧力鍋は、ワリと高価で品の良いものを選びました。料理下手にありがちなんですが…まずは道具で力量をカバーしようとしてしまうんです…)
圧力鍋を使ってみてその良さをすぐに実感できるのは、白ごはん。
お米の量にかかわらず、点火して圧がかかったら弱火で約4分加圧。そして自然放置。圧がかかるまでの時間は、水の量で変わりますが2合ぐらいであればトータル15分くらい。それなのにツヤツヤモチモチの白ごはんが出来上がります。古めのお米も気になりません!また、炊き込みごはんも簡単。米と具材と調味料を一気にいれて、同様に炊くだけ。しかもうまいっ!
あとは、ジャガイモかな〜。とにかくホックホクになるので、大きめにカットしても美味しいです♪
そして、それまで作っていた肉じゃがとかラタトゥイユとか煮込み料理が圧をかけると断然美味しくなったんです。
…で、なんでだろ?って考えました。
今までの料理がイマイチだったのは、熱の入りかたが中途半端で足りなかったのかも…っと思いあたる。(いわゆる生煮えってヤツですね。)ちゃんと時間をかけるべきところを、ま、いっかーって感じで適当に仕上げることが多かったのだと思います。そこに圧力鍋で、時間はいつもより短く、しっかり熱を加えることが出来たため、生煮え問題が解消されたんですね。きっと。
ちょっと美味しく出来たと実感するだけで、料理への温度がグッと上がりました。