クオカの『基本のタルトと敷き込み』レッスン
お菓子作りを習うのはクオカの教室が初めてでした。
(クオカについてはコチラの記事で)
この時はまだお菓子を習いたいというよりは、おかず系のタルト(キッシュとか)を作るためにタルト型へ生地の敷き込みを習いたくて受講しようと思いました。
タルト型へ生地を敷き込む時は、手早くしないとバターが柔らかくなって生地がダレてしまうので、何かコツみたいなものが知りたかったというのが一番の動機。
ピアノを弾くには指が長い方が有利なように、パイやタルト生地を作る時には手が冷たい方が有利。
幸い、とくに冬は手が氷のように冷たくなるので私には好都合なはずが、なぜか生地を触る時にかぎって手が温かくなる気がしてしまい…とりあえず、手早くできるように訓練が必要と思い立ったワケです。
このレッスンの難易度は、5つ星評価で3つ星(中級)ということでした。
まるで初めてでしたが図々しくも参加することに。
先生のお話だと他のレッスンよりもやることが多いので初めての方は戸惑われるかも…と釘をさされましたが、私の他にもう一名、お初めての方が参加されていたのでなんとなく落ち着いていられました。
レッスンでは1人1台ずつ作るため、マスキングテープの色で識別できるように準備されてました。
先生が一区切りずつ説明と実演している間メモをとり、その後実習というのを繰り返す感じで進行していきます。
それまでよく知らなかったのですが、お菓子のタルトってアーモンドクリーム(の生地)がベースになって、その上にいろいろなフルーツを盛っているという構成になっているらしい。
なので、イチゴのタルトはアーモンドクリームにイチゴがのっていて、洋梨のタルトはアーモンドクリームの上に洋梨がのっている…というのが基本だそうです。意外に単純な感じなんですね…
作業はまず、タルトの生地を作り、冷凍庫で少し休ませる
→生地を休ませている間にマジパンという練習用の生地を使ってタルト型に敷き込みの練習(マジパンは自宅でも練習できるよう持ち帰れました。その後一度も練習してませんが…)この時、コツみたいなものを丁寧に説明していただきました。
→冷やした生地を伸ばして型に敷き、オーブンで空焼き
→空焼きの間にアーモンドクリームを作る(クリームといっても実際はカステラみたいな生地になるものでした)
→焼き上がった型にアーモンドクリームを入れて、スライスアーモンドとアプリコットをトッピングし焼く
余った生地はクッキーにして持ち帰りました(嬉)
→アプリコットのジャムを溶かして焼き上がったタルトに塗って粉糖やピスタチオを飾り完成
そもそタルトなどの生地は最低2時間から一晩くらい寝かせて焼き上げるのが良いとされてますが、レッスンでは時間内に一通り実習するため、冷凍庫で少し置いてすぐ焼き上げるので、ちょっと無理があるとのことでした。(焼き縮んだり、仕上がりが今ひとつになるってことだそうです)
案の定、生地の端がちょっとボロついてしまいましたが、初めてにしてはサポートがあったおかげでまぁまぁの出来でほっこりしました♪
そういえば、6名中1名がイガグリ頭の男子でした。
しかも一番上手に型に敷き込みができていて、経験者だなっと気がつくくらいすばらしい出来映え。
けっこうはっきり見た目に差があって、同じくらい美しくできるようになりたいなと内心つぶやいてしまいました…
そして、このレッスンを通してお菓子作りで使う道具をイロイロ知りました。
帰りに買ったのは、シルパンというオーブンで焼く時に下に敷いて熱の通りをよくするシートみたいなものと生地を伸ばす時に3ミリの厚さに統一するためのアルミのスケール…
こうやって興味の対象が増えるとともに物も増えていくものなんですね…