名店 珈琲アロマ とペリカン直営カフェ
同日に浅草にあるペリカンカフェと珈琲アロマに行って思ったこと…
オープンして2ヶ月そこそこのカフェと老舗の純喫茶店(創業50年?)を比べるのも微妙ですが…
その日のいきさつはコチラの記事で。
2つのお店の共通点はメニューにペリカンのパンを使用していること。
ペリカンカフェは直営なので当たり前ですが、珈琲アロマとペリカンは先々代より取引をしているとか…
アロマの店主は、映画「74歳のペリカンはパンを売る」にも登場し、その付き合いの長さを語っておられました。
今回、珈琲アロマは2回目の訪問です。
1ヶ月ほど前、土曜祭日に気がつかずペリカンカフェを訪れたらお休みで…せめてペリカンのパンを取り扱うカフェで食事をしたくて探した時に見つけたお店でした。
ペリカンのパン屋からは浅草方面に徒歩15分くらいでしょうか。
いわゆる昭和な純喫茶で、店主が一人で切り盛りするカウンターだけのお店です。
そこで出される珈琲とトーストは丁寧に作られた感じが満載で、それほどボリュームがある様には見えないのに食べた後にしっかりとした満足感があります。
なんだか…満たされた感じがするんですよね。
珈琲は、ネルドリップで丁寧に入れてくれます。
(それで380円、スタバと変わらない値段に驚きますっ)
ピーナッツバタートーストとチーズトースト(各130円税込という驚きのコスパの良さ!)
おしぼりもレトロな感じで店の雰囲気にピッタリです。
コスパが良くて嬉しいというのもありますが、何より美味しいのが記憶に残ります。
常連客との話の合間に、店主は我々のようなお初めての客にも暖かく話しかけてくれたりします。
とにかく「感じの良い店」そのものです。
なので、ペリカンカフェの順番待ちで2時間くらいをつぶすことになった時、すぐに「では、珈琲アロマに行こうか」となりました。
2回目に訪れた今回も、やはり『感じの良い店』ぶりは崩れませんでした。(さすが名店です。)
そして、アロマをでてから1時間半後、ようやく念願のペリカンカフェのテーブルにたどり着きました〜
オープン時から話題で、当然の人気ぶり。
私たちが行った時、カフェのスタッフは厨房4名、フロア3名と7名体勢でした。(アロマとは対照的です。)
席は10テーブル(20名)なので、店に対してスタッフが多いのかな…という感じ。
そこで働く方達は、きっとペリカンのパンが好きな人たちなんだろうなと思います。
ひっきりなしにお客が来ては順番待ちを案内して…の繰り返しでも感じよく対応されてました。
店内はナチュラルでシンプルな感じです。
何を頼むか悩みましたが、結局「本日のトースト:ミートソースグラタントースト」にしてみました。
半分食べて、はたと思い出し写真をとったので、微妙なアングルですが…
さらに、友人とフルーツサンドをシェアすることに。
お皿が可愛いですね。
一つ一つの金額を忘れてしまいましたが、グラタントースト・フルーツサンド半皿・コーヒーで1500円くらいでした。
まぁ、普通でしょうか。
しかし、大きく気になったことが…
一番はじめにコーヒーが出てきました。
その後、トーストが出てくるまでの待ち時間がすごーく長かったんです。。。15分〜20分くらいかかったんじゃないかな…
コーヒーは丁寧に入れられていて美味しいのですが、できればトーストと一緒にいただきたいところです。
待っても待っても全然でてきません。。。。
これでは飲み干してしまうか、冷めてしまうか…だんだんイライラしてきてしまいました…
おそらくグラタントーストに時間がかかったのでしょうね…。
はじめに飲み物はトーストと一緒か食後にとリクエストすれば良かったのかもしれません。
次に来た時はそうしようと思いながら、どこかで「また来る価値あるのか…?」と冷ややかに思う。
その時、友人が「珈琲アロマは16席くらいあったからここの席数とそれほど変わらないよね…」とつぶやきました。
当たり前だと思っていましたが、珈琲アロマではアツアツのトーストとコーヒーは同時にでてきます。
店主は、コーヒーをだすタイミングを合わせながら、一人で新たに入って来た客のオーダーを受け、出て行く客のお会計もし、さらに常連客のおしゃべりにも付き合っています。
あまりにそつなくこなしていたので、凄いことだと気づきませんでした。
そして、店を出る時にはまた来ようと思わせる。
それが名店なんでしょうね。
そして、オープン間もないペリカンカフェはまだまだ手探りなんでしょうね。
期待値が大きいだけに、ちょっとしたことでガッカリされてしまいます。
人気を維持するのも大変なことですねって思うのでした。