飼い猫がシニア猫になるまでに起こった変化3選

茶白猫を預かったのは推定2歳の時でそれから16年が経ちました。

おそらく18歳以上なんだと思われます。

今現在も元気に過ごしています^^

健康の目安としては食欲ウ〇チ体臭で判断。

飼ってないとわからないことの一つに、猫の身体って意外にも無臭というのがある。

2年前に白勝ち三毛猫が16歳で亡くなった時、それまでなかった獣臭が気になったという記憶がある。

体調を崩した猫は無臭ではなく、なんとなく生臭かったり獣臭がしたりするので健康管理の目安になるのです。

ここでは主に茶白猫がシニアになる変化の中でビックリしたけど心配しなくて済んだことをあげてみたいと思います。

ビックリした順でざっと挙げるとこんな感じです。

  • 上側の犬歯が2本とも抜けた
  • 痩せて半分になった
  • てんかん発作

■犬歯が抜けた件

10歳過ぎたあたりで犬歯が1本抜け、2年経たないくらいにもう1本抜けてしまいました。

乳歯が抜けるのとはわけが違います(-_-;)

それまでも猫の歯が抜けて落ちていることが時々あってちょっと心配していたのですが、

猫を飼っている知人に聞くと歯が抜けても消化にはあまり影響しないから心配いらないとのことで、あまり気にしていませんでした。

そもそも猫は歯で咀嚼しているわけではないというのがその理由

その後、保護活動されている方から日本製のフードは嗜好性を高くしているため歯が溶けたり弊害があると聞き、慌ててモンプチからロイヤルカナンに変えて今に至ります。(本当かどうかは精査してませんが(;^_^A)

一番食いつきがよいというのを基準にモンプチドライを選んでいましたが、嗜好性が強いと聞いて健康には悪そう…と連想した結果、変えることにした次第。

フードを変えた同時期くらいに2本目の犬歯が抜けてしまった時には本当に驚いてしまいました。

それに消化には影響なくても、上側の犬歯は威嚇するときの必須アイテムじゃないかと思われます。

仲の良い三毛と2匹の時には威嚇する機会がないため犬歯の出番はありませんでしたが、3匹目の黒白長毛オスがやってきた時には無くてはならないものだったはず…

その時点で既に上側の2本とも抜けていたため、威嚇するときには下側の犬歯を見せるという行動に出ておりました。

それが…なんか恐くなさ過ぎて…むしろ微妙に笑える表情に見えてしまいます。。。( ̄▽ ̄)

もともと強くない上、威嚇もサマにならなくなり…そんな猫がたまらなく可愛く思えたりするんですよね(;’∀’)

一方、三毛は16歳で亡くなくなるまで立派な犬歯の持ち主でした。

ワクチン注射のために病院へ連れて行く際に威嚇だけでなく思いっきり咬まれたこともあり…犬歯が大活躍しておりました。
この時に咬まれて腫れてしまった場合には整形外科へ行くというのを知る…(;^_^A

歯が抜ける…で思い至ることでもう1つ。

実は茶白が我が家にやってきた時、お口が臭かった…というのがあります。

「保護主さんが口が臭いのは虫歯なんじゃないか」と疑われてました。(預かりボラ時代)

既に2歳を過ぎていたため乳歯ではなかったと思われますが、その後の数年間でちょくちょく歯が抜けていたような気がします。

その虫歯が全部抜けきったんでしょうか…気が付くとぜんぜんお口が臭くないのです。

これが自然治癒ということなんですかね^^;

■痩せて半分になった

腎不全で亡くなった三毛はどちらかというとやせ型でしたが、亡くなる1年前くらいから急に激痩せしてしまいました。それが兆候だったと今にして思います。

茶白は我が家に来てどんどん太ってしまい、最盛期には7キロ近くにまでなるほどに。

最盛期のころ。結構なおデブちゃんでしたー

獣医さんから「本来であれば5キロ代マックスの骨格。このままだとシニアになったときに本人が大変になるから今から(7歳くらいだったかな)気をつけた方がよい」と言われ(;^ω^)

フードも体重が気になる猫向けのものに変えたりと意識してましたが、長い間体重に変化はありませんでした(;^_^A

それが15歳を過ぎたあたりからどんどん痩せてきたため「もしや病気⁈」と心配になり…

獣医さんに聞いてみたところ「標準値になった」ということでした(笑)

今はなんと3キロ代後半に。

痩せた姿、高いところも余裕になりましたー

痩せ始めてから3年は経っているのでなんらかの病気であれば他の症状もでているはずだし、

痩せて病気という感じではなく、むしろ体重が軽くなったためか数年前よりジャンプして椅子やテーブルを移動することが多くなった気がする。

実はまだ太っていた12歳くらいから高いところへの乗り降りがぎこちない感じな気がして、階段式のキャットタワーをケージの隣に設置してみたりしてましたが(今はどちらも使っていない…(;´Д`)

こんなに自然に痩せるんだったらダイエットフードとかいらなかったのかな~と思ったりもするのですが、

いやいや、そうしていたから健康なまま痩せれたのかもしれないし…とはいえ、随分時間差がありましたけど。

とりあえず結果オーライか。

それにしても茶白はもともと小顔なため、太っていても写真でみると7キロ近くあったようには見えない。写真で見るとそんなに激やせした雰囲気もなくて…不思議。

猫も人も小顔って得なんですかね。(猫にとっては「何が?」って感じでしょうけど)

■てんかん発作

10歳前くらいから急にズッコケる…ということがあり、なんとなく気になっていました。

15歳を過ぎたあたりで頻度が多くなったように思い、ワクチン注射の時に獣医さんに話してみるとそれは「てんかん発作」の一種とのこと。

月に1回あるかないか程度であれば、シニア猫にとっては自然な兆候なので心配いらないということでした。

それから半年ぐらい様子を見ていたところ、なんとなく回数が増え症状もハッキリとてんかん発作とわかるほどに。

急に硬直するため、椅子の上とかでそれが起こると椅子から落ちてしまったり…そのうち猫が硬直のタイミングで声をあげるので気づきやすくなりました。

獣医さんに再度相談。

てんかん発作には3種類あるとのこと。

特発性てんかん発作→原因は個々有。興奮の持続など。神経の伝達が一時的に遮断され元に戻そうと痙攣する。

代謝性てんかん発作→内臓器のトラブルで代謝途中の物質が残り、上流を介して脳神経を刺激(血液検査で確認)

膠着性てんかん発作→脳神経自身の脆弱性変化で誤作動(MRI、CT画像で確認)

↑は獣医さんがメモして渡してくれた内容。急いで書かれていることもあり…文字が判別つかずいろいろと割愛してます(;^_^A

代謝性~の症状がみられないということで血液検査をするまでもなく違うという判断、膠着性~の疑いも低い、仮にMRIで調べてそうだとなったとしても打つ手はないらしい。

消去法で特発性~であろうと思われるとの見解。

できることとしては、まず痙攣がおこった場所と時間をメモすること。それで頻度を調べて様子をみることに。

また、痙攣が起こった時には「絶対痙攣を抑えようと抱きしめないこと」と念を押されました。

というのも、痙攣は元にもどろうとする生理的な動きのためそれを抑え込んでしまうことになるから。

そしてもう一つ気をつけないといけないのが場所。

「高いところで痙攣が起こってしまうとそのまま落ちてしまうので、高いところで起こった場合には瞬時に落ちないところへ移し、あとは触らず発作が収まるまでそのままにしておくこと。」だそうです。

実はテーブルの上から落ちた音できづくことが何度かありました…(;´Д`)ごめんねー(-_-;)

特発性~というのは心理的なものが原因になることもあるそうで、環境が変わったりすると発作の頻度が多くなったりするらしい。

ちょうど獣医さんに相談した日の前日に大きな雷があり、その日にてんかん発作が2件(どちらもワンコ)あったとか。

そういえば…仲は悪かったけど黒白長毛猫が亡くなってから、痙攣が頻発している…と気が付く。

同居猫が9月に亡くなり、年末までメモの頻度が1日に3回とかいう時もあったりして、このままだとマズいことになるんじゃなかろうかと思ったりしたのですが、10カ月経った今現在ほとんど症状がでていない。

メモは1月0回、2月2回が最後になっている。(今6月)

稀に籠の中で寝起きの伸びが若干怪しい時がある程度。

痙攣ってほどでもないので、生理的作用なのかなと思ったりしています。

このままずーっと健康で長生きしてもらいたいと願うのでした^^

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