保護猫の里親になるまでに…その1 猫が見つかるまで
新たな保護猫の里親になるために、とりあえず「ペットのおうち」や「ジモティー」などの里親総合サイトを時々チェックすること半年…
実際に問い合わせをしたのは、3ヶ月くらい前から。
(これまでの経緯はコチラの記事で)
この時はまだ3匹目を本当に飼ってもいいものか思案中でしたが、探していたタキシード柄の猫を見つけたので思いきって問い合わせメールをしてみたのが始まり。
(こういった総合サイトは、問い合わせするだけでも身元確認ができてからというところが多い。譲渡詐欺とかあるからなんでしょうね…)
この仔↑(やはり好み♡)
翌日返信があり、譲渡を約束はできないけれど一度シェルターへ見に来てくださいとのこと。もしかしたらご縁が繋がるかもっという期待を胸に翌週末、埼玉県にあるシェルターへ出向きました。
行ってみるとシェルターは普通の民家を改装して一軒まるごとシェルターとして使っていたようですが、面会できる猫がいるお部屋は2階の一部屋(8畳くらい?)に通されました。
ボランティアの同年代くらいの女性が対応してくださり、さらに年配の女性も猫のお世話をされていました。
結果からいうと、双方で見送ることに。。。。
というのも、まだ6ヶ月くらいの遊び盛りの子猫という感じで、我が家のシニア猫にはちょっとハードかもしれないという私の心配と…
一度里子に出したところ、先住猫がストレスをためてしまい出戻ってきたという経緯があるため、次は確実なところに里子に出したいという先方の意向もあり、残念でしたがゴリ押しでトライするのも猫達の負担になるため諦めることに…。
14、5歳の先住猫の場合は、5、6歳くらいの成猫とかが落ち着いていて良いのかもしれませんというアドバイスをいただきました。
帰り際、主催されている女性とたまたま玄関口でお会い出来、預かりに出している成猫のタキシードがいたと思う…というお話で、また今度〜みたいな中途半端な感じでこの日は終了。
翌日、お礼のメールに急いでいませんが成猫タキシードには興味がありますと添えてメールしてみたものの、その後のご連絡は未だないのでご縁がなかったってことか〜
(縁がなかったその1)
そして実は、同時期にもう1件問い合わせをしていたのです。白猫のオッドアイ4歳。
タキシード柄とは全く違いますが、オッドアイって神秘的で惹かれるものがあったのです。
↓オッドアイ(左右の目の色が違う)
こちらは千葉県の個人でも活動されている方のようで事前確認のため、何度かメールをやり取りさせていただきました。
メールのやり取りに数日かかっているうちに、埼玉のシェルターに行くことになったため、前出のシェルター訪問後に検討させていただくことになりました。
そして、埼玉のシェルターでは見送ることになったので、千葉での譲渡会などがあれば伺うという流れを想定していたのですが、猛暑日が続いたため譲渡会は当分無いそうで…
保護主さんの好感度が高かったのですが、なんとなく立ち消えに…というか、この時点でやっぱり先住猫がいる場合、新たに飼うのは猫にストレスかけすぎるんじゃないかと不安になり始めて消極的になってしまってました。。。
(縁がなかったその2)
いろいろなシェルターを見学してみたりして、すぐに決めようとしなくていいかもね〜という気分で里親サイトを眺める日々にもどる。
ぬるくWeb上で探しているうちに黒白猫の雑種は長毛がチラホラいることもわかってきたため、この際、3匹目は長毛種にしようと条件追加!
つまり、黒白タキシード・長毛・オス・成猫 +できれば白ソックス、ヒゲ模様 ということに。あと「抱っこできること」も大事っ
そう思いながら探すと、目にとまったのが埼玉県のNGO団体の保護猫↓
保護されたばかりの写真で薄汚れている痛々しい感じだけど何となく気になり問い合わせると、併設している猫カフェで見ることができるとのこと。
なぜかその返信メールが迷惑メールに振り分けられてしまい、しばらく気づかず待っているのに返信ないな〜って感じで待っているちに週末が来てようやく迷惑メールになっていることを発見…(;゚∇゚)
かなりの遠出になるのもあって見送る気分になってました。。。すぐに返信をしださっていたようなのですが…
さらに残念なことに…この仔は猫エイズが陽性でした…。猫エイズの知識があまりないのですが、我が家の猫達は陰性のため引き取るにはリスクがありそうです。。。
(ということで、縁がなかったその3)
それから、しばらくして…いました!ピッタリな仔がっ
この仔もエイズ陽性でした…(残念!)だけど、一応問い合わせしてみたものの、返信が数週間経っても未だありません。。。
(縁がなかったその4)
…で、さらに探し続けて、ちょっと黒が少ないがこの仔はっ?的な感じを発見!
里親募集の経緯は、飼い主さんが亡くなられてお家がなくなってしまったそうです。
白黒ヒゲ模様、長毛、オス、成猫(8歳)、エイズ陰性までは条件通り、ソックスではなさそうだけどここまで揃っていれば立派です。
保護された時に毛がフェルト状になっていたため丸刈りにしたとのこと。この状態…💧↓
スゴい眼力ありますね…毛が無いとまた違った猫のようですが…
直ぐ問い合わせると「週末の譲渡会(in 銀座)に来られたし」とのこと。
銀座にあるバーのお昼間に譲渡会を定期的にされているようです。
その週末は予定があり、とりあえず見学気分で翌週出向きました。
(この時、話を進めるつもりはあまりなかったのですが…)
縦長の室内は薄暗く、人で賑わっていました。(スタッフ?というか、関係者の方も多い感じです)
主催されているのは頼りがいのありそうな私よりも少し歳上と思われる女性でした。このバーの店主なのでしょうか??
白黒長毛の仔は「マル」と呼ばれているようです。
一番奥ケージの中でマルちゃんはじっとしてました…あまりに動きがないため、こちらもじっと見つめるだけなのですが、この後ってどうすればいいのかなーって感じでぼやっとすること数分。
とくに絶対この仔だなっという感じもしないけど、「見たのでもう大丈夫です」という感じでもなく…
隣のケージをのぞくとマルちゃんと一緒に住んでいた長毛三毛のメスがいました。この2匹は兄妹とのこと。
妹猫は甘く鳴いてコミュニケーションをとろうとします。8歳とはいえ長毛で豪華な美猫なので貰い手がすぐに見付かりそう。(上の写真よりずっと実物はかわいい)
甘えん坊で飼いやすそうな感じがしました。ちょっと気持ちが揺らぐ…この仔だったらすぐ懐くし大人しそうなので先住猫とも馴染みそう…
一方兄猫のマルちゃんは大きな目を見開いたまま微動だにしない…丸刈りにされているのでちょっと風変わりの猫という感じ。
そのうち、主催者の女性と話すことに。
どんな仔かというと〜ボス的な猫にはちょっかいださないけど若い2〜3歳くらいのオス猫にはかかっていくねー」(というちょっと器の小さい感じ)ということでした。
猫だったらそんな小者っぽさもカワイく思えます。
もともと飼い猫だったから抱っこもできますよ(これ大事!)と抱っこさせてくれました。
無防備で無抵抗。何が起こっているのかもわからないままじっと抱かれているのが何だか痛ましい…
主催者の女性は少し話した後、その場からまた他の訪問者の質問やらに答えながら一カ所に留まらずにいろいろな訪問者の対応をされていたので、「決め手はないけど…どうしよう…」のまま優柔不断にその場でボヤッとしていると、
関係者の親切な女性が「マルちゃんどうですか〜?試されてみます??』と一歩踏み出すのを促すように話しかけていただきました。
…で「んー、ではトライアルしてみようかな〜」となんとなく答えてしまい、申し込み用紙をA4一枚記入して、この後は主催者の方とLINEでやり取りするためにLINEの交換をし、その日は終了。
譲渡会場のバーから出た時、やっと3匹目を引き取ることを実感~🐱
なんとなくマルちゃんは先住猫とも上手くように思えて、念願かなって猫3匹と暮らすことになる予感がしたのでした。