冬の鳴子温泉郷へ

年末の帰省のついでに足をのばし「こけし」といえば〜の『鳴子温泉郷』へ

かれこれ20年以上ぶりかもしれません…

私の地元から車で1時間ほどかかりますが、

冬は雪深いので友人が「リゾートみのり」という特別列車を手配してくれてました。

高校生の時に利用していたすごく地味な沿線に特別列車があるなんて驚きました。

どうやら10年前からあるらしい。

地元にいる友人も初めて乗ったというので、それほど知られていないのかも…

ギリギリで予約してくれたみたいですが、

席は先頭車両で展望台のある一列目、眺望がよくラッキーでした〜

車内はシートが大きめで、普通車よりも座席の間隔が少しだけ広いのかな??

スッキリして清潔感もあり居心地は悪くないのですが、なぜか高級感は感じられませんでした。

もしかしたら、列車自体が古いのかな…と思ってみたり。

そして先頭の運転ブース(っていうのでしょうか?)の隣には、制服を着たこけしが飾られています(ちょっと癒されます)

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どんどん雪景色に変わっていき、とうとう鳴子温泉駅に!

鳴子温泉駅を出るとすぐに足湯が併設されています。

雪の中を駅の周りを散策♪

少し歩けば大小いろいろな手湯、足湯スポットがあり、無料で楽しめます♫

お湯の温度にばらつきがあるのでいろいろ試して良さそうなところで長居する感じで。

鳴子温泉は泉質が良いと評判の温泉郷。

足湯だけでもかなり身体が芯から温まります〜♪

お湯自体がぬるっとしているので、温泉入浴剤との違いが一発でわかります。

本物の湯って全然違いますね〜と実感します。

散策途中、すごく大きな「つらら」が!(まさに凶器です)

「つらら」なんて何十年かぶりです。

温暖化のせいか大人になってからは田舎でも見かけたことがありません。

まだまだあるものなんですね〜と感心してしまいました。

 

さらに進むとちょっと大きめの東屋風の足湯スポットで「にゃんこ」発見!

雪の中、肉球がしもやけになるんじゃないかって思いましたが、

冷えてくると足湯のところで温まっているんでしょうか。

すごく懐っこい♡

どんな人にも警戒せずに近づいているところをみると

みんなに可愛がられていいるんですねっ〜て感じがします。

お湯と猫に癒されて散策終了。

足湯はいろいろあったけど、駅併設の足湯が一番良かった気がします。

お湯の温度も適度で、駅の壁面沿いにあるので居心地も悪くありません。

(東屋風だと吹きさらしになりますから)

毎日、こんなお湯につかりたい〜と思うものの、

雪おろしとか…暮らすにはしんどそうなので諦める。

しかも比較的旅館が集まる駅周辺でもコンビニがない…

商店街も昭和な匂いを残したこじんまりした個人商店ばかりです。

観光地のわりには「うらびれた」感があるんですよね。。。

雪深い小さな集落みたいな感じです。

そこがまた良いので、ずっとこのままでいてほしい気もするのですが。

すごく不便で暮らすには厳しい環境なのに最高のお湯がある…なんてなんだか素敵です。

本格的に住むのは難しくても湯治で冬場に3ヶ月とか暮らしてみるのも悪くない気がします。

帰りは鈍行列車で。

列車を待っている間に、つららに次いで何十年かぶりに虹をみました♪

地元の方によると鳴子駅付近は「虹スポット」らしいです。

なんとなく得した気持ちになったのでしたー

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