お熱いのがお好き
料理は熱々が一番と思っています…
その流れで、お茶もアツアツでっとついついグラグラに沸かしたお湯で、コーヒーやお茶を淹れてしまう…だって、冷めると美味しくないしっ、淹れているうちに冷めちゃうんじゃないかとなんとなく心配になり慌ててしまう感じ。
冷めてしまう不安があるので、お茶碗やカップは必ず温めて使う。で、まぁ普通に美味しく自宅でもお茶を楽しんでおりましたが、やはり、沸いてから粗熱がとれたお湯で淹れるのがよいのですね…ということに気づかされました。(コーヒーは、80℃くらいとよく言われていることではありますけど。玉露(適温は60℃くらい?)とか飲まないし、私にはカンケイないとおもっておりましたが…)
ちなみに私は、あまりこだわりのないコーヒー好きですが、あえて言うならば、酸味は苦手、苦みはオッケーというフレンチテイストが好み。
たまたま焙煎屋さんがコーヒーの試飲会をしていた時の立ち話で『アツアツが好きだから沸騰したお湯でコーヒーを淹れてしまう』と話したところ、「コーヒーの甘みが台無しになっちゃうので、沸騰したお湯で淹れるくらいなら、適温で淹れて冷めたコーヒーを電子レンジで温めたほうがまだマシです」という衝撃のお応えがっ( ̄□ ̄;)!!
その場でいただいたコーヒーは、コーヒーの香りと甘みで美味しかったのです…が、立ち話をしながらだったので、すっかり冷めてしまい、味は確かに美味しいけどやっぱアツアツで飲みたかったな〜と密かに思う。しかし、ちょっとこの件が心に残る。
その後、料理教室の座学で、沸騰したお湯なんて絶対口に入れれないという話になり、大体80℃くらいで人はアツアツと感じると聞く。ナルホド、80℃のイメージってアツアツよりももっと冷めてしまったくらいを想像していたけど、思いのほかお熱いんですね、と思う。
そして、違う料理教室の最後にいただくコーヒーが記憶に残るほど美味しくて驚く。試食をしている間に先生(フレンチのシェフ)が淹れてくれたため、コーヒーメーカーなのか、ハンドドリップなのかすら不明。2回目に行った時、どんな風に淹れているのかに注目。やはり、こだわりがある模様。ハンドドリップで丁寧に淹れられてました。お湯を沸かしきってから、粗熱がとれるのをじっと待つ…温度計は使われてません。(ま、ベテランシェフだから当たり前か。)待つ時間が以外と長く感じる。実際は3、4分程度だったかも。デキャンタからカップに移しかえ、テーブルに運び、いただくまでにさらに5分弱くらいかな。ぜんぜん冷めた感じがなく、おかわりまで美味しい。(カバーなどないデキャンタのままなので、冷めてもおかしくないのですが…)
ここで思う。お湯を冷ますというよりは、粗熱をとるっていう雰囲気なのね。
それからというもの、沸かした後、ちょっとだけ間をおくことに。慌てて淹れないだけ少し美味しくなった気がしてます。