そういえば…旧統一教会の合宿セミナーに参加したことがあったな…という話(2)

今思えば…合宿の内容をほとんど知らずによくも参加したなという感じですが、

当時はちょっとしたレクリエーションという感覚だったんだと思います。

25年前のことなのではっきりと覚えていることと全然記憶にないことの差が大きいのですが、

振り返ってみたいと思います。

統一教会と知らずに参加するまでの経緯はコチラの記事にて。

場所は覚えていないというか…住所や建物名など知らされていなかったと思う。

確か…千葉県?の山奥の山荘?というのでしょうか。

古くて大きく廃校になった学校か公民館のような雰囲気の建物でした。

「これからの若者のために」と有志の方から寄与されたと聞いたのですが、

今にして思えば、信者からの寄付だったってことか…(*_*;。

行きは都内から送迎バスで、

帰りは最寄りの駅までが送迎バスでそこから電車で帰るという感じでした。

近隣には何もない拉致されたら帰れないような山の中で、

バスが何台も到着し、けっこうな人数の合宿でした。

参加者は100人を超えていたような印象でスタッフも多かったように思います。

男女は別々に5人1グループにわけられて、グループには担当スタッフが1名。(スタッフは他のグループと兼任していたのかもしれません)

たくさんの人が参加しているにもかかわらず知った顔はBさんのみな状況でしたが、

そのBさんが私のグループの担当スタッフでした。(Bさんについてはコチラを参照

何を根拠にグループ分けをしたのかはわかりませんが、

皆20代で、フリーター、浪人生、テレビのADなど背景は様々。

直ぐに打ち解けて仲良くなったのですが、

それが主催者側には不都合だったようです。

早々に「お互いの連絡先はくれぐれも交換しないように」というお達しが。

「え??なんで??」となんだか違和感を感じた一発目

その場での交流を重視しているからとかいう理由だったと思うのですが、私たちのグループは1名をのぞく4名がそれに納得いかないという見解で一致。

こっそり連絡先を交換しておきました。

そして合宿に至るお互いの経緯を話すうちに勧誘の導入部分にあたる四柱推命の話題になりました。

2度の受験に失敗し3浪中だった1人が「来年も受験に失敗するのでもう諦めた方がよい」と言われてもう受験を止めようか迷っていると聞いたとき、

「それ違うんじゃないの⁈」となんだか無性に腹が立ち「そんなこと言うなんて絶対おかしい!」と主催者側に対して疑う気持ちが芽生えはじめました。

たまたま自分と同じ系統の大学受験だったので、現役合格よりも浪人があたりまえだから気にすることはない!と受験を強く勧めて励ますことに。

占いで自分の可能性を狭めるなんてナンセンス極まりない。

グループの一番大人しく目立たない1名だけが迎合せず黙って私たちの話を聞いましたが、

なんだかBさんはそんな私たちを監視しているようにも感じはじめて、Bさんと距離をとるようなぎこちない雰囲気になっていたように思う。

日中は「聖書の講義」があり、他の子達はまったく興味ないという感じでスルーしていたようなのですが、

もともと宗教哲学に興味があったものの…なぜか響かない内容に違和感が…

それでも「まー、そういう解釈もあるのか…」とまだ統一教会の教義には全然気づけませんでした…(-_-;)

統一教会が一応キリスト教系のヤバい宗教だとは知っていましたが、教義の内容までは知らなかったのです。

受け入れがたい理由のもう一つとして、講義の内容もさることながら…講師の中年男性が、昭和な頑固親父系で話し方がアグレッシブというか…

あまりに知的な感じがせず講師というよりむしろ営業部長みたいな口調でガミガミ説明してるなーというのが微妙過ぎました(;^_^A

もし姜 尚中さんみたいな知的でソフトな雰囲気だったら丸め込まれていたかもしれませんけど(笑)

合宿のメインの学びとやらがそんな感じな上…

人里離れた立地ということもあり全食事つきだったはずですが、何を食べたのかはまったく記憶にない。※食堂などはなかったはず。

そういえば夜は大きな部屋に大勢で布団もなく雑魚寝だったような。

たまたまグループの中にテレビ番組制作会社のADをやっている子がいて、日常で車中泊とかザラだからこの状況はなんでもないって話をしていたのをうっすら覚えている。

今思えばタダでも行く価値なかったかもですね…

覚えていることの中にグループごとにパパっと風呂に入ったというのがある。

というのも、担当スタッフのBさんも一緒に入って背を洗う際に、あばら骨が後ろから数えられるくらい浮き出るほど痩せていたのが衝撃的で…

皆、20代なので「わー痩せていて羨ましい~」みたいな反応だったものの、痩せっぷりが不自然だったので覚えているという感じ。

きっとまともに食事していなかったんだろうな…と今にして思う。

合宿の内容にはまったく興味を持てなかったけど友達ができたから良しとするか…という気持ちで帰り支度となりました。

送迎バスへ向かうと…なんとそこにAさんの姿が⁈(お世話役のAさんについてはコチラの記事参照)

「顔をみたくなって~^^」と言っていたと思うのですが、なんとなく違和感…

だって都内から随分離れた山中なので、フラッと来れるような立地でもないのにわざわざ来るなんて不自然な感じが否めません。。。

一緒のグループだった仲間の世話役もそれぞれ来ており、帰りは別行動になりました。

なんとなく目をつけられていたのは気づいてましたが、

他の子と一緒に帰って連絡先を交換されたりしないように…という意図も感じられました。

(すでに連絡先は交換済)

そして帰りの電車の中でなにやら説得めいた話を聞かされることに…

その時点でまだ統一教会とは気づいていなかったのですが、なんか怪しい宗教くささは感じていたため、

「お互いの連絡先の交換NG」の疑問や講義の内容に魅力を感じないので続ける気持ちはないと伝えたのですが…

Aさんはすべて私のためなので、自分たちを家族みたいなものだと思って信用してほしい…みたいなことを言われたので、

それに対して「私は自分の家族に大切に育てられたので、自分はどうなってもかまわないけど家族が悲しむようなことはしたくない」と言い返したのを覚えている。

今思うに…すごいマウント発言でしたね。

「自分たちを家族だと思って…」と言われた時、そこに集うほとんどの人が家庭環境に恵まれていないかまたは家族に不満がある前提で丸め込もうとしているな!と反射的に感じて

「は~?私全然家族に恵まれていますけど、何か?」みたいな憎たらしい態度だったと思います。

溜まっていた不信感が態度に現れた瞬間でした。

それなのに…ですよ…なんだかんだと説き伏せられ、

さらに学びを深められるという赤羽のセンターにとりあえず1回参加してみるというのに合意してしまいました(;’∀’)

不信感で頑なになっている私に対して、Aさんは低姿勢を貫きつつ話を終わらせようとはせず、結局、折れたのは私の方でした…

不信感が払拭されたというよりも、そんなに言うんだったら試しに行ってみますからっという感じです。

まんまと懐柔されたということでしょうか。

Aさんは本当に巧な方でした(;^_^A。

統一教会と気づいたその後につづく

統一教会とのキッカケはコチラの記事にて

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